ドラえもん「今日も一日平和だなぁ。」

のび太「ドラエもーん!!」

ドラえもん「なんだいのび太。またジャイアンにボコボコにされたのかい?」

のび太「ジャイアンに前歯持っていかれちゃったよ!!!」

ドラえもん「相変わらずだなぁ君は。」

のび太「これなら普通にぶん殴られる方がましだよ!前歯無いとご飯も食べにくいし、しずちゃんに僕のイケメンスマイルを見せられないじゃ無いか!!」

ドラえもん「それは元から見せれないから安心しなよ。むしろ前歯無い方がカッコいいよのび太君。」

のび太「黙れよこの産廃クソ青ダヌキが。」

のび太「とりあえずジャイアンをどうにかしないと気が済まないよ!!」

ドラえもん「じゃあこの伝説の殺し屋を呼ぶことのできる『ゴルゴダイアル』でも使うかい?」

のび太「物理的に消すのもいいけどもっとこう精神的に追い込みたい。」

ドラえもん「精神的に?」

のび太「物理的に痛め付けてもいずれは回復するし、その後にまたボコボコにされちゃうからね。だったら二度と僕に逆らわないように精神的に追い込む方が効率的かなって思ってさ。」

ドラえもん「人のこと言えないけど君も大概クズだよねのび太君。」

のび太「だからさぁ、なんかいい道具ないの?」

ドラえもん「うーん、そうだなぁ……。あっ、ひとついいのがあるよのび太君。」

のび太「どんなやつ!?」

ドラえもん「未来の女子高生達に人気の道具なんだけど、どこいったかな……?」ゴソゴソ

のび太「はやく出してよドラえもん!」

ドラえもん「 慌てるなよ童貞。……おっ、あったあった。」

のび太「今童貞つった?」

ドラえもん「ほらこれだよ童貞君。『冤罪でっちあげ機(それでもぼくはやってない)』〜!」

のび太「童貞つったよね??」

ドラえもん「これを使ってジャイアンを社会的に抹殺しようぜ〜。」

のび太「おい、無視してんじゃねーぞ青ダヌキ。」

ドラえもん「これはその名の通り冤罪をでっちあげることのできる道具だよ。例えば何もしてないジャイアンがコンビニで万引きしたという事にできたり、電車で痴漢した事にできたりもする。」

のび太「ヘェ〜、すごいねそれ。」

のび太「さっきそれ未来のJKに人気って言ってたけどなんで?」

ドラえもん「22世紀のJKはこれ使ってお小遣い稼ぎするのが流行りなんだよ。通勤ラッシュの電車の中で使って痴漢でっちあげて慰謝料をふんだくったりとかね。」

のび太「ははっ、22世紀に生きる未来のJKはえげつないぜ。」

ドラえもん「この道具にジャイアンと童貞君の顔を登録するだけであとは使った状況に応じた冤罪をでっちあげられるから簡単だよ。君みたいなノロマでクズの存在価値なしのゴミでも使えるからね。」

のび太「お前僕のこと嫌いだろ?」

ドラえもん「そんなことないよ、チェリーボーイのび太。」

ドラえもん「別に君のことを学習能力が虫以下のゴミカス野郎だとか毎回僕の道具使っても何もいい結果が残せない生きる価値なし男だとかそんなこと全然思ってないから安心してよ。」

のび太「泣いていい?」

ドラえもん「泣くなよ。ただでさえ醜い顔してるのに前歯無い状態で泣かれたら更に醜くなるじゃないか。それを見させられる僕の気持ちを少しは汲んでくれよ。」

のび太「君が僕のことを心底嫌いだってことはよくわかったよ。」

ドラえもん「あ、慰謝料請求していいならどうぞ好きなだけ泣いてもらっていいよ。」

のび太「ジャイアンに使う前にこいつにこの道具使ってやろうかな…。」

ドラえもん「まあとにかくその道具は君に渡しておくから好きなように使っていいよのび太君。」

のび太「ありがとうドラえもん!愛してるよ!」

ドラえもん「世界一いらねえ告白きたわ。」

のび太「よーし、これでジャイアンをグチャミソにしてやるぞぉ!」

ドラえもん「あ、それと使うときの注意点なんだけど」

のび太「大丈夫だよ!それよりも一刻も早くジャイアンに使いたいからもう行くね!!」ダダダッ

ドラえもん「おいっ!童貞!!」

ドラえもん「……まあなるようになるか…。」

ー 夜 ー

ママ「のびちゃん遅いわねぇ。もう晩御飯の時間なのに…。」

パパ「あの愚息の事だ。どうせ道端に落ちてた人形でも見つけて発情してるんじゃないか?」

ママ「そろそろ自分の息子の事を名前で呼んであげたら?」

パパ「あいつがもう少しまともに真面目になれば呼んでやるさ。」

ママ「貴方が生きてる間に呼ぶ事はないってことね。」

ドラえもん「ふぃ〜、あいむべりーはんぐりー。」

ママ「あ、ドラちゃん。どうしたの急に英語なんて。内部の回線がショートしちゃった?」

ドラえもん「いや僕も未来に生きる猫型ロボットだからさ。インテリ的なものを見せつけておこうかなって思ってさ。」ドヤァ

パパ「そんなことよりその汚ねえ青ボディをどうにかした方がいいんじゃないか?」

ドラえもん「ちょっと英語喋っただけなのになんだこの滅多打ちは。」

パパ「さ、愚息の事は忘れてはやく晩御飯食べてしまおう。」

ママ「そうね。冷めちゃう前に食べてしまいましょう。」

パパ「ただでさえ美味しくないのにこれ以上まずくなってしまうわけにはいかないもんな。」

ママ「あ?」

パパ「ごめんなさい。」

ドラえもん「ほんとなにやってんだあいつ…。」テレビツケル

テレビ「本日のニュースです。」

テレビ「今日午後3時ごろ市内のスーパーで万引き及び傷害で男子小学生が現行犯逮捕されました。」

ドラえもん「ん?」

テレビ「男子小学生は買い物客で賑わうスーパーで突如『これで貴様も終わりだジャイアン!!』と叫び始めたそうです。その後落ち着かせようと説得を試みた店員に暴行を加え店から逃亡しようとし、周りにいた客や警備員に取り押さえられたとのことです。」

テレビ「男子小学生は取り押さえられた際に、冤罪だ!でっちあげだ!なとど叫び暴れたそうですが目撃者が大勢いた為そのまま警察へと引き渡されました。」

テレビ「またジャイアンと呼ばれた少年に警察が話を聞いたところ、彼のことは全く知らない。赤の他人です。と答えたことから突発的な犯行であると推測されます。また男子小学生には前歯が無いこと及び情緒不安定な点から薬物使用の疑いもあり、現在取り調べ中であるとのことです。」

テレビ「では次のニュースです。天才発明家で知られる出木杉英才君が新たな発明をしました。その発明品とは押すだけで激痛が走るスイッチで…」

三人「…………。」

ドラえもん(のび太君…、僕の話をちゃんと聞かないからそんなことになるんだよ…。)

ドラえもん(冤罪でっちあげ機はでっちあげる人間とでっちあげられる人間の二人が必要で、そのために君とジャイアンを登録する必要があったんだ。)

ドラえもん(でもね、その道具の恐ろしいところは機械を使用した人間が必ずでっちあげる側になるとは限らないということだよ。)

ドラえもん(使用した状況に応じた冤罪をでっちあげる道具だからジャイアンにとって不利になる状況で使わないと駄目なんだ。)

ドラえもん(どうせ君のことだからスーパーでジャイアン見つけた時に興奮して何も考えずに道具を使ったんだろう。)

ドラえもん(普通に買い物しているジャイアンと突然大声で叫ぶ不審者同然ののび太君とじゃどっちが冤罪でっちあげられるかなんて一目瞭然だよ。)

ドラえもん(ほんと君は愚か者だな…。)

パパ「ドラえもん…。」

ドラえもん「ん?」

ママ「さっきのニュースの男子小学生って……。」

ドラえもん「貴方たちの愚息だよ。」

ママ「はぁ、やっぱり…。」

パパ「出来損ないの息子を持つと大変だな。」

ママ「きっと貴方に似たんでしょうね。」

パパ「んだとオラ。」

ドラえもん(お茶が美味しい…。)ズズ..

ドラえもん「……今日も一日平和だったなぁ。」
おわり

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